ID PROTECTIONとAndroid上のChromeの組み込みパスワードマネージャーをオフにする この記事では、ID PROTECTIONの自動入力機能を使用する前に、AndroidのChromeに組み込まれているパスワードマネージャーをオフにする方法について説明します。
ほとんどのブラウザにはパスワードマネージャーが組み込まれているため、パスワードは自動的にブラウザに保存されることがあります。パスワードを安全に保つためには、ブラウザにパスワードを保存しないことが最善の方法です。
また、ブラウザに保存されたパスワードについては、アプリがログインしているサービスのパスワードを正しく識別できないため、ID PROTECTIONのオートフィルでも問題が発生することがあります。
ID PROTECTIONでオートフィル(自動入力)を使用する前に、以下のことをお勧めします。
- 使用しているブラウザに組み込まれているパスワードマネージャーをオフにします。
- 組み込みのパスワードマネージャーに保存されているすべてのパスワードが、リストにも保存されていることを確認してください。まだ行っていない場合は、パスワードをリストに移動してください。
- 組み込みのパスワードマネージャーをオフにしたら、組み込みのパスワードマネージャーにパスワードデータが残っていないことを確認するために、ブラウザ内のデータを消去する必要があるかもしれません。
AndroidのChromeでは、次のようにこの機能をオフにします。
- Chromeブラウザのデバイスで、設定 > パスワードに移動します。
- [パスワードの保存] で、トグルを [オフ] にスライドします。 これにより、Chromeのパスワードマネージャーがオフになります。
ブラウザのパスワードマネージャーにすでにパスワードが保存されている場合は、デバイスからデータを消去する必要もあります。
重要: 組み込みのパスワードマネージャーに保存されているすべてのパスワードが、 リストにも保存されていることを確認してください。
Chromeでデータを消去するには、次の手順を実行します。
- Chromeブラウザのデバイスで、設定 > プライバシーとセキュリティ > 閲覧履歴データの削除に移動します。
- [詳細] を選択し、リストから [保存済みパスワード ] および [自動入力フォームデータ] を確認します。
- [データを消去] を選択します。
Chromeブラウザでパスワードデータがクリアされました。これにより、ID PROTECTIONのオートフィル自動入力機能が正しく動作するようになります。
注: これらの手順は、AndroidのChromeブラウザのみを対象としており、変更される場合があります。組み込みのパスワード マネージャをオフにすると、Androidデバイスで使用しているすべてのブラウザにも適用されます。