現代社会では、コネクティッドホーム (スマートホーム) にインターネットおよび/または相互に接続された多数のデバイスがあります。
インターネットに接続できることが一般的になっており、多くの製品やデバイスにインターネットに接続できる技術が搭載されています。Gartner Research*が実施した調査によると、インターネットに接続されている全世界のデバイス数は2020年には260億に達すると予測されています。また、研究者の中で、2020年までに IoT (Internet of Things) のデバイス数が1000億台になることを予測している人もいます。現状では、一般家庭ですでに平均で5台以上のデバイスがインターネットに接続されています。近い将来、上記の予測が実現すれば、一般家庭で50台以上のデバイスが同時にインターネットに接続されるようになります。
設計上、従来のセキュリティ ソフトウェアはこれらすべてのデバイスの保護を処理できません。F-Secure SENSE は、セキュリティ ソフトウェアをインストールできないモバイル デバイスやデスクトップ デバイス、スマート デバイスなど、SENSE ネットワーク内のすべてのデバイスを保護することができます。
F-Secure SENSE は、SENSE ルーター、SENSE アプリ、および F-Secure Security Cloud で構成される3層のセキュリティ保護システムを使用します。SENSE アプリは、SENSE ネットワーク内でアプリを搭載しているデバイスのセキュリティを強化します。
さらに、SENSE のスタンドアロン版 (F-Secure TOTAL パッケージの一部ではない) を使用している場合、ホーム ネットワークを離れた Windows、Mac、または Android デバイスに対して、SENSE アプリは外出先で保護機能を提供します。Windows や MacOS を搭載したデスクトップ コンピュータやノート パソコンでは、最大25台のデバイスに SENSE アプリをインストールすることが可能です (25台の Windows PC デバイスまたは25台の Mac デバイス、または最大25台のデバイスの両方の組み合わせ)。たとえば、20台のWindows PC デバイスと5台の Mac デバイスを組み合わせられます。デスクトップ デバイスでこの上限を超えた場合、またはこのトピックに関する他の質問がある場合、カスタマー サポートにお問い合わせください。
注: F-Secure TOTAL パッケージを通じて SENSE を購入した場合、デスクトップ デバイスとホーム ネットワークを離れるデバイスの両方に対してエンドポイント保護アプリケーションが含まれています。詳細については、「F-Secure TOTAL の使用方法」を参照してください。
* Middleton, P.、Kjeldsen, P.、Tully, J.(2013年、11月18日)。「Forecast: The Internet of Things, Worldwide, 2013.」ガートナー リサーチ