この記事では、F-Secure SAFE (PC とインターネット セキュリティ用) の最新バージョンに関する重要な変更点と機能、およびリリースされた修正について説明します。
バージョン 17.7
2019年8月にリリース
ユーザ インターフェースの新しい設定
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- アンチウイルスと共通設定を統合した新しいユーザ インターフェース。
- 設定は管理者権限がなくても表示できます。設定の変更は管理者権限を必要とします。
- サブスクリプション情報を含むサポートの問題に関連する情報、ツール、リンクを含む新しいサポート ページ。
SAFE アカウントからログアウト
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- メイン ユーザ インターフェースにログアウト機能が追加されました。別のアカウントに切り替える場合、この機能を使用して、使用中のアカウントからログアウトしてクライアントを失効できます。使用するにはもう一度ログインする必要があります。
その他の改善
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- 「サブスクリプションの管理/更新」リンクのユーザビリティが改善されました。「SAFE: サブスクリプションの管理」リンクは SAFE ポータルを開き、「Internet Security: サブスクリプションの管理」リンクは表示されなくなりました。
- 再起動プロンプトにリマインドする時間のオプションが追加されました。
- 最近のイベント ビューにすべてのユーザからのイベントを表示するオプションが追加されました (管理者権限が必要)。
バージョン 17.6
2019年4月にリリース
バンキング保護がクリップボードを消去
- セキュリティを強化するために、銀行取引セッションの終了時にすべての情報がクリップボードから消去されるとうになりました。
再起動の通知を追加
- コンピュータを再起動する必要がある場合 (リアルタイムまたはスケジュール スキャンによって有害なシステム感染が取り除かれた後など)、リマインダーが表示されます。
改善された統計情報
- 製品のメイン ページには、スキャンされたファイルや Web サイトのレピュテーション (評判) チェックなど、さまざまなセキュリティ アクションの統計情報が表示されます。
その他の一般的な改善
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- 「時間制限」機能は「デバイスの使用制限」に変更されました。機能は変わりません。
- クロアチア語のサポートが追加されました。
- 一部のユーザー インターフェースは、Microsoft .NET Framework 4.7.2を使用して再実装されています。
全体的なスキャン エンジンの改善
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- エンジンは、ブラウザの Web の評判を使用して、ファイルを Security Cloud で分析する必要があるか判断します。これは、不要と思われるアプリケーションの検出を向上します。
- アプリケーションをインストールしたときのスキャンのパフォーマンスが向上しました。
- ブラウザ保護が使用する Security Cloud からの Web サイトのレピュテーション検索が改善されました。
- エンジンのアップデートの信頼性が向上しました。
バージョン 17.5
2019年1月にリリース
ダイアログと通知の機能強化
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- [最近のイベント] に [すべてクリア] ボタンが追加されました。
- 不要と思われるアプリケーション (リスクウェア) 用の高度なネットワーク保護の通知メッセージに [信頼] ボタンが追加されました。
- 不要と思われるアプリケーション (リスクウェア) 用のディープガードの通知メッセージに [削除] ボタンが追加されました。
ファミリー ルール機能の強化
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- お子様のアカウントに管理者権限があり、ペアレンタル コントロールおよびファミリー ルールが有効になっている場合、メイン ユーザ インターフェースに警告が表示されるようになりました。
Web サイトの許可/拒否機能は、Web サイトだけではなく、個々の Web ページに対して動作します。
製品アーキテクチャの変更
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- 3つの異なるモジュールではなく、1つのパッケージで製品が構成されます。
- 製品が最初にインストールされ、ライセンスはインストール後に入力または取得されるようになりました。
- 新しいアーキテクチャにより、インストールとアップデートの信頼性が向上しています。
- 必要なディスク容量が少なくなりました。
- メモリ使用量が少なくなりました (超軽量のプロセスを除く)。
サブスクリプション/ライセンス サブ システムの再設計
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- サブスクリプションのリマインダが通知メッセージとして初めに表示され、有効期限が近づくとダイアログとして表示されます。
- サブスクリプションの有効期限は、現地のタイムゾーンに応じて正しく表示されます。
- メイン ユーザ インターフェースに [サブスクリプションの管理] リンクがあり、サブスクリプションの有効期限が切れる直前に [更新] リンクに変わります。
- サブスクリプションの更新は、新しい有効期限を含む通知メッセージとして表示されます (利用可能な場合)。
- サブスクリプションのステータスが製品のあらゆる場所でより早く同時に更新されるようになりました。
- 製品の有効期限が切れても、新しいウイルス シグニチャ (署名) データベースはダウンロードされません。
その他の改善
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- ブラウザ保護のブロックページから Web サイトを報告すると、送信フォームに URL が事前に入力されるようになりました。
- 韓国語のサポートが追加されました。
- F-Secure サポート ツールが改善されました。
- F-Secure サポート ツールは高解像度とユーザ補助機能をサポートします。
- F-Secure サポート ツールは、7-zip の代わりに zlib を使用して圧縮を行います。収集したデータを F-Secure に送信する前に、より簡単に検査できるようになりました。これはプライバシーと透明性に役立ちます。
次の機能が削除されました。
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- 「インストール完了」ページ (付加価値がないため)。
- ファイアウォールが無効であることを示す警告。Windows がこの警告をすでに表示します。
- ブラウジング タイムのロック モード。デバイス全体が常にロックされるようになりました。
共通設定の「インストール済みのアプリケーション」ページ。
共通設定の「サブスクリプション キー」ページ。
バージョン 17.4
2018年5月にリリース
インストール中に、クラウドベースのウイルス対策保護がデフォルトですべてのユーザに対して有効になりようになりました
- すべてのユーザが Security Cloud によって確実に保護されるように、この機能は製品が新しくインストールされる際にデフォルトで自動で有効になります。共通設定から機能を無効にすることができます (推奨しません)。
バンキング保護の改善
- バンキング保護は、リファラー履歴を使用して、支払い処理後に未評価の Web ストアに戻ることを許可するようになりました。
通知の使いやすさの向上
- 製品の改善: Windows 10 では、製品はトースト通知を使用します。Windows 7/8 では、通知を再設計しました。
GDPR コンプライアンス
- 製品を改善するデータを収集するための GDPR 準拠の許可。インストール中または共通設定から製品の改善データを F-Secure に送信できるようになりました。 `
バグ修正とパフォーマンスの向上
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次の機能が削除されました。
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- Internet Explorer 10 のサポートが終了しました。
バージョン 17.3
2018年3月にリリース
ランサムウェア保護の強化
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- 一般的なドキュメント フォルダには、ランサムウェアに対する追加のセキュリティ層が提供されます。
- 保護された (フォルダ) タブがアプリとファイル制御の UI に追加されました。これはランサムウェア保護の機能に使用されます。
バンキング保護のアクティブ化の改善
- 銀行の Web サイトにアクセスしていないときにバンキング保護が誤って有効にならないようにアクティベート動作が改善されました。
未成年ユーザ向けの SafeSearch の厳密レベルフィルタリング
- コンテンツ フィルタを有効にすると、Google、Yahoo、Bing、Youtube を含み、未成年ユーザに対するセーフ サーチの厳密レベル フィルタリングも有効になります。(SAFE のみ)
一般的なパフォーマンスの向上
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- 検索結果フィルタに YouTube のサポートが追加されました。
- 4K モニター用にさまざまな UI 画面が更新されました。
ウイルス対策 > ファイアウォール ページで、[高度なネットワーク保護] チェックボックスがスイッチに変更されました。
次の機能が削除されました。
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- ペアレンタル コントロールのユーザ統計情報。統計情報は将来のバージョンで別の形で復元される予定です。
- ウイルス スキャンのインストーラ時間。これは主に Windows 7 で使用されていました。