F-Secure SAFE (PC/インターネット セキュリティ用) の新機能 この記事では、F-Secure SAFE (PC とインターネット セキュリティ用) の最新バージョンに関する重要な変更点と機能、およびリリースされた修正について説明します。
バージョン 17.9
2020年11月にリリース
- 再設計されたユーザインターフェースにより、バンキング保護の仕組みとセキュリティが改善されました。
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- Security Cloudで信頼されているアプリケーションは、バンキングセッション中にインターネットに接続することができます。
- コマンドラインとスクリプトツールは、バンキングセッション中にインターネットに接続することはできません。
- 銀行セッション中の支払いサイトの処理を改善されました。
- バンキング保護のユーザインターフェースが一新されました。新しいユーザインターフェースはシンプルになり、大きな解像度と複数のモニターに対応しています。
- マニュアルとスケジュールスキャンが改善されました
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- 大規模な有害アイテムコレクションのウイルススキャン処理が改善されました。
- ウイルススキャンで「メモリ:0件」と表示されなくなりました。
- ファイルスキャンの段階は、黄色ではなく緑色で表示されるようになりました。
- スキャンレポートを改善し、スタイルも他の製品に合わせて更新されました。
- 新しいスケジュールおよびコマンドラインスキャナー(fsscan.exe)
- スケジュールスキャンの仕組みが変更されました(同一感染の重複エントリの発生を防ぐようになりました)。
- 新しいイベント履歴
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- 新しいイベント履歴は別のプロセスで実行されます。パフォーマンスが向上し、開いているときに消費するメモリが少なくなりました。
- ユーザインターフェースをアプリとファイル制御と同じルックアンドフィールに統一しました。
- その他の改善
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- USBストレージデバイスを挿入すると、スキャンするかどうかを尋ねる通知が表示されます。
- 検索結果の評価は、DuckDuckGoの検索エンジンを使用している場合も表示されます。
- ユーザのフォルダの下にChromeがインストールされている場合にChromeの拡張機能のチェックが機能しない問題が修正されました。
- [アプリとファイルの制御] ダイアログでは、複数の項目を選択して操作を行うことができます。
- [設定] の [サポート] ページで、デバッグログをオンにするオプションが追加されました。
- その他のスキャンエンジンの改善点
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- 悪意のあるURLのオンラインスキャンを実装しました。
- AMSIスクリプトのスキャン性能と安定性が大幅に向上しました。
- 悪意のあるブラウザのダウンロードに対する保護機能が強化されました。
- アーカイブスキャンの安定性が向しました。
- エンジン更新時の堅牢性が強化されました。
バージョン 17.8
2020年6月リリース
- ブラウザとバンキング保護のデザインを完全に一新しました。
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- 「ブラウザ保護」(保護されているブラウジング)は完全に作り直されました。
- ブラウザ保護、コンテンツフィルタリング、および毎日の時間制限のブロックページの外観が新しくなりました。
- サポートされているブラウザを起動し、ブラウザ拡張機能がインストールされていない、またはオンになっていない場合、「ブラウザ拡張機能は使用中ではありません」という通知が表示されます。通知を閉じると、ブラウザの通知が非表
- サポートされているブラウザを起動し、ブラウザ拡張機能がインストールされていない、またはオンになっていない場合、「ブラウザ拡張機能は使用中ではありません」という通知が表示されます。通知を閉じると、ブラウザの通知が非表示になります。
- ブラウザ拡張機能のインストールは、通知またはメインユーザーインターフェースで[設定]を選択することで開始できます。
- Microsoft Edge(Chromiumベース)ブラウザが、Google Chrome、Mozilla Firefox、およびInternet Explorerとともにサポートされるようになりました。
- ウイルススキャンの視覚化とアクセシビリティの更新
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- 従来のウイルススキャンの機能性と外観を維持しながら、さまざまなディスプレイのスケーリング設定やマルチディスプレイ設定の対応を強化しました。
- ナレーターアプリを使用して画面上の要素を読み、ウイルススキャンをキーボード、タッチ、マウスで制御することができます。
- 複数のマニュアルスキャンのタスクを同時に実行することができます(「システムスキャン」フェーズでの複数の並列スキャンを除く)。
- メモリスキャンがスキャン中に視覚化されるようになりました。
- アプリとファイル制御の視覚化とアクセシビリティの更新
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- さまざまなディスプレイのスケーリング設定やマルチディスプレイ設定のサポートを向上しました。
- ナレーターアプリを使用して画面上の要素を読み、アプリとファイルの制御をキーボード、タッチ、マウスで制御することができます。
- Microsoft Antimalware Scan Interfaceをサポートして有害なスクリプトをブロックします
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- Microsoft Antimalware Scan Interface規格のサポートが追加されました。これにより、他のアプリケーションがスキャンエンジンを使用して有害なスクリプトやマクロのデータをスキャンし、害を及ぼす前にそれらを停止させることができるようになりました。
- Windows 10で利用できます。
- その他の改善
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- 製品アップデートでセキュリティコアがシャットダウンすることはなくなりました。製品の更新中に、Windowsはセキュリティ製品がオフになっていることを警告しなくなりました。
- 製品の更新とセキュリティコアの更新を同時に行うことはできなくなりました。これまでは、セキュリティコアの更新が失敗し、次の更新で再試行されていました。
- Windows 7および8の通知の外観が新しくなりました。
- その他のスキャンエンジンの改善点
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- ディープガードは、一般的に使用されている正規のアプリケーションやネットワークに面したアプリケーションによって起動されるプロセスに関連付けられたファイルに対して、Security Cloudの分析を発生できるようになりました。これは、Webダウンロードマーカーを持つファイルに対するSecurity Cloud分析の発生を補完するものです。また、最新のクラウド情報を使用して動作監視機能を強化します。
- ファイルおよびURLレピュテーションクエリは、新しいSecurity Cloudサービスで実行されます。
- リアルタイムスキャンのパフォーマンスを改善しました。
バージョン 17.7
2019年8月にリリース
- ユーザインターフェースの新しい設定
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- アンチウイルスと共通設定を統合した新しいユーザインターフェース。
- 設定は管理者権限がなくても表示できます。設定の変更は管理者権限を必要とします。
- サブスクリプション情報を含むサポートの問題に関連する情報、ツール、リンクを含む新しいサポート ページ。
- SAFE アカウントからログアウト
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- メインユーザのインターフェースにログアウト機能が追加されました。別のアカウントに切り替える場合、この機能を使用して、使用中のアカウントからログアウトしてクライアントを失効できます。使用するにはもう一度ログインする必要があります。
- その他の改善
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- 「サブスクリプションの管理/更新」リンクのユーザビリティが改善されました。「SAFE: サブスクリプションの管理」リンクは SAFE ポータルを開き、「Internet Security: サブスクリプションの管理」リンクは表示されなくなりました。
- 再起動プロンプトにリマインドする時間のオプションが追加されました。
- 最近のイベント ビューにすべてのユーザからのイベントを表示するオプションが追加されました (管理者権限が必要)。
バージョン 17.6
2019年4月にリリース
- バンキング保護がクリップボードを消去
- セキュリティを強化するために、銀行取引セッションの終了時にすべての情報がクリップボードから消去されるとうになりました。
- 再起動の通知を追加
- コンピュータを再起動する必要がある場合 (リアルタイムまたはスケジュール スキャンによって有害なシステム感染が取り除かれた後など)、リマインダーが表示されます。
- 改善された統計情報
- 製品のメイン ページには、スキャンされたファイルや Web サイトのレピュテーション (評判) チェックなど、さまざまなセキュリティ アクションの統計情報が表示されます。
- その他の一般的な改善
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- 「時間制限」機能は「デバイスの使用制限」に変更されました。機能は変わりません。
- クロアチア語のサポートが追加されました。
- 一部のユーザー インターフェースは、Microsoft .NET Framework 4.7.2を使用して再実装されています。
- 全体的なスキャン エンジンの改善
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- エンジンは、ブラウザの Web の評判を使用して、ファイルを Security Cloud で分析する必要があるか判断します。これは、不要と思われるアプリケーションの検出を向上します。
- アプリケーションをインストールしたときのスキャンのパフォーマンスが向上しました。
- ブラウザ保護が使用する Security Cloud からの Web サイトのレピュテーション検索が改善されました。
- エンジンのアップデートの信頼性が向上しました。