注意事項1
Linux Security 64(LS64))のインストール時PolicyManager(PM)からのコンポーネントダウンロードが発生します。そのため、インターネットに接続していない環境でLS64をインストールする場合、PMを新規インストール後に隔離モードに設定、パターンファイルデータベースのオフラインアップデートを実施した後に、LS64のインストールを開始してください。これはPMのインストーラはLS64のインストールに必要なコンポーネントファイルを持ち合わせていない為となります。
PM の隔離モード設定方法・隔離モードでのパフターンファイルデータベースのアップデート方法に関する詳細情報につきましては下記ナレッジベースをご参照ください。
https://community.f-secure.com/discussion/105260/アーカイブを使用してマルウェア定義を更新する/p1
注意事項2
PMが何らかの理由でインターネットネット接続できていない場合、LS64は下記ログを出力し続けインストールが完了しません。
2019-07-01 18:07:14 fsguts2.c:2329[7] unable to fetch header information, error 115 (operation in progress)
2019-07-01 18:07:14 fsguts2.c:2033[7] unable to fetch the header information for channel 'linuxsecurity-1200-linux-x86_64' version 1561635139, error 115 (operation in progress)
PMからのインターネット接続を許可するか、前述の隔離モードでの運用が必要となります。
注意事項3
LS64のインストーラはHTTP Proxyに対応していません。そのため、LS64のインストール端末とPMとの間に、HTTP Proxyが存在している場合、LS64インストール時の必要コンポーネントダウンロード取得に失敗します。PMへの直接接続を許可した状態でのインストール/運用をお願いいたします。
なお、スタンドアロンインストール機能の登場により、PMが存在しない環境においても、LS64のインストールが可能となりました。そのシナリオにおいては、LS64はインターネットへの直接接続が必要となります。これはLS64が単独でのオフライン運用に対応しておらず、インターネット経由でパターンファイルやコンポーネントアップデータの取得を行うためです。その際の接続は、HTTPプロキシには対応しておりませんので、後述の更新サービスに必要なURL/プロトコルについて、LS64からの直接インターネット接続を許可してください。
https://community.f-secure.com/kb/articles/3219-linux-security-64-ls64-スタンドアロンインストーラについて
補足事項
インターネット接続に必要なURL/プロトコルについては下記ナレッジベースをご参照ください。
https://community.f-secure.com/kb/articles/3176-f-secure-f-secure-更新サービスの-URL-アドレス
当記事の記載内容は、2020年4月3日時点での制限事項となります。