Client Security(CS)14以降のインストーラ作成ウィザードでは、スタンドアロン構成のインストーラを作成する事ができます。当ウィザードにおいて「ポリシーマネージャサーバのアドレス」を「0.0.0.0」とする事でスタンドアロン構成のインストーラが作成可能です。当機能は旧製品(CS10以前)においてPolicy Managerが存在しない環境でCSをご利用頂いていたユーザ様に対する救済措置となっております。その為、Policy Managerが存在しない環境でのCS14の完全な動作をお約束するものではございません。
参考URL スタンドアロン構成のサポート終了に関して
https://www.f-secure.com/content/dam/f-secure/ja/business/support-news/2016/07/20160722-standalone-support.pdf
Client Security10以降、CSの基本設計はPolicy Managerがアクセス可能なネットワークに存在する事を前提としております。その為、当記事のスタンドアロン構成をご利用頂く場合、下記のような弊害が考えられます。これらの点 をご了承の上でご利用ください。
[パターンファイルダウンロード]CS14はPolicy Managerからのパターンファイルダウンロードを試みます。3時間の接続試行の後、CSはF-secureルートサーバへのフェイルオーバー接続に切り替えます。その為、CSインストール端末の運用(1時間以内にPC終了等)によっては、パターンファイルの更新が長期間行われない状況が発生します。
インストーラ作成ウィザードでのスタンドアロン構成の指定方法
ポリシーマネージャサーバのアドレス」を「0.0.0.0」とする