質問
Linuxセキュリティフルエディションでカーネル更新の手順
回答
最初に弊社サイトからマニュアルの入手をお勧めします。
完全性検査を使用している場合は、ソフトウェアを更新する前にソフトウェアインストールモードを有効にして下さい。
(マニュアルP32に記載)
【Web管理画面からの手順】
①Web管理画面よりソフトウェアインストールモードを有効にする。
[一般タスク]-[ソフトウェアのインストール]
上記ウィザードで設定します。
※コマンドで本設定の有効/無効を行う場合は、マニュアルP74をご参照下さい。
②上記ウィザードで「製品ステータス:ソフトウェアインストールモードが有効に設定されました。」
と表示されたら、kernelの更新を実施します。
※kernel更新時には、kernel-headers、kernel-develについてもkernelと同じバージョンに更新する必要があります。
③OS再起動を実施します。
④OS再起動後、ウィザードに戻り、ベースラインのパスワードを入力し、「次へ」をクリックします。
(ソフトウェアインストールモードが終了します。最後に「完了」をクリック。)
⑤LinuxセキュリティのWeb管理画面で「製品のステータス:OK」になっていることを確認下さい。
【コマンドラインでの手順】
①ソフトウェアインストールモードを有効にします。
# /opt/f-secure/fsav/bin/fsims on
②kernelの更新を実施します。
※kernel更新時には、kernel-headers、kernel-develについてもkernelと同じバージョンに更新する必要があります。
③OS再起動を実施します。
④ソフトウェアインストールモードを無効にして、通常のセキュリティレベルを設定します。
# /opt/f-secure/fsav/bin/fsims off
※上記コマンド実施時に/opt/f-secure/fsav/bin/fsav-compile-driversが実行されます。
※上記コマンド実施時にベースラインの再作成が実施されます。
⑤LinuxセキュリティのWeb管理画面で「製品のステータス:OK」になっていることをご確認下さい。