Linuxゲートウェイ5.xx へバージョンアップ後の切り戻し手順について
Linuxゲートウェイ Ver 5.xx からVer5.xx へバージョンアップ後に何らかの問題が生じ、元のバージョンに切り戻す場合は以下作業を実施します。
【既存設定のバックアップ】
# cd /opt/f-secure/fsigk
# tar zcvf conf-bak.tgz conf/
# cp conf-bak.tgz <バックアップ先ディレクトリ>
※バージョンアップ実施前に、必ず設定ファイルをバックアップする必要がございます。
※バージョンアップ後の設定ファイルをバージョンアップ前の環境で利用することはサポート外となります。
【切り戻し手順】
①.現バージョンをアンインストールします。
デフォルトのインストールディレクトリが「/opt/f-secure/fsigk」です。
# cd <インストールディレクトリ>
# make uninstall
* rpm パッケージでインストールしていた場合、以下のコマンドも実施します。
# rpm -e fsigk
②.切り戻しバージョンをインストール
・rpmパッケージを使用して製品をインストールするには
# rpm -Uvh fsigk-XXX.i386.rpm
・tar.gzパッケージを使用して製品をインストールするには
# tar -zxvf fsigk-XXX.tar.gz
# cd fsigk-XXX/
# make install
③.conf ディレクトリをアップグレードの前にバックアップしたものと差し替えます。
# cd <インストールディレクトリ>
# mv conf conf-orig
# cp <バックアップ先ディレクトリ>/conf-bak.tgz .
# tar zxvf conf-bak.tgz
④.サービスの再起動を行います。
# cd <インストールディレクトリ>
# make restart
※補足情報※
バージョン 4.xx から5.xx へアップグレード後に、元のバージョンへの切り戻し手順については、以下のURLからダウンロードできる「IGKバージョンアップガイド(Ver4.06以降→Ver5.xx)」の「3. Ver4 差し戻し手順」をご参考下さい。
https://community.f-secure.com/t5/エンドポイント-セキュリティ/Linux製品に関するドキュメント/ta-p/84424