fsaua の起動時に F-Secure 更新サーバへの自動接続を行わない設定はありますか?
質問
fsaua の起動時に F-Secure 更新サーバへの自動接続を行わない設定はありますか?
回答
Linux セキュリティ フルエディション製品の場合
Web 管理画面の詳細設定モードにおいて、「基本設定 -> 自動更新」メニューの「自動更新は有効」のチェックを外してください。デフォルトはチェックが入っており、自動更新は有効になっています。
その後、fsaua サービスを再起動すると、自動更新が無効になっているため、起動時の更新サーバへの接続が行われなくなります。
fsauaの再起動
# service fsaua restart
Linux セキュリティ コマンドラインエディションの場合
設定ファイル (/etc/opt/f-secure/fsaua/fsaua_config) に以下の1行を挿入してください。その後、fsaua の再起動を行いますと、F-Secure 更新サーバに接続しなくなります。
なお、この方法は非公開の方法であり、正式にはサポートしておりません。このため、将来的に機能しなくなる可能性もあります。非サポートのオプションのため、何らかの不具合が発生した場合には、この設定を削除することが対応となることを予めお知らせしておきます。
aua_enabled=no
fsauaの再起動
# service fsaua restart
注意:
自動更新を無効にした場合でも、外部接続が行える環境では dbupdate コマンド実行をトリガとする fsaua による更新確認と更新処理は機能します。
この場合の dbupdate コマンドは更新要求と、バックグラウンドで実行される更新処理状況のモニタを提供します。dbupdate コマンドでは 15 分のタイムアウト時間が設定されていますので、更新処理が15 分以内に完了しない場合 dbupdate コマンドはタイムアウト終了しますが、バックグラウンド処理は継続して実行されています。
外部接続が行えない環境では、dbupdate fsdbupdate9.run コマンドで手動更新を行ってください。
上記の設定を行う場合でも、fsaua/fsupdated のプロセスは、パターンファイルの取得、および取得したパターンファイルを使ってのデータベース更新に必要な常駐プロセスとなります。