Client Security14におけるスタンドアロン構成について
Client Security(CS)14のインストーラ作成ウィザードでは、スタンドアロン構成のインストーラを作成する事ができます。当ウィザードにおいて「ポリシーマネージャサーバのアドレス」を「0.0.0.0」とする事でスタンドアロン構成のインストーラが作成可能です。当機能は旧製品(CS10以前)においてPolicy Managerが存在しない環境でCSをご利用頂いていたユーザ様に対する救済措置となっております。その為、Policy Managerが存在しない環境でのCS14の完全な動作をお約束するものではございません。
参考URL
https://www.f-secure.com/documents/894659/928001/standalone+support.pdf
スタンドアロン構成のサポート終了に関して
Client Security10以降、CSの基本設計はPolicy Managerがアクセス可能なネットワークに存在する事を前提としております。その為、当記事のスタンドアロン構成をご利用頂く場合、下記のような弊害が考えられます。これらの点 をご了承の上でご利用ください。
- パターンファイルダウンロード
CSはPolicy Managerからのパターンファイルダウンロードを試みます。3時間の接続試行の後、CSはF-secureルートサーバへのフェイルオーバー接続に切り替えます。その為、CSインストール端末の運用(1時間以内にPC終了等)によっては、パターンファイルの更新が長期間行われない状況が発生します。 - アラート表示
CSのインターフェースに、長期間Policy Managerとの接続ができていない事を示す、警告等が発生します。
インストーラ作成ウィザードでのスタンドアロン構成の指定方法
ポリシーマネージャサーバのアドレス」を「0.0.0.0」とする
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